こんにちは、加藤です。
先日、映画館スタッフが選ぶ映画館大賞第1回の受賞作品が発表され、この中の「掘り出し映画部門」で私がずっと気になっていた2025年6月公開の「罪人たち」という映画が1位を獲得しました。
各部門で1位を獲得した作品は再上映されるようで、公開当時は県内で上映がなく残念に思っていましたが、今回近くの映画館でも上映されることになったので早速観に行ってきました。

1930年代、信仰の深いアメリカ南部の田舎町を舞台に、双子の兄弟が開いた酒場を中心に展開するサバイバルホラーです。
ブルース音楽や黒人文化、人種差別などを背景に、圧倒的な映像美と音楽が描かれており、特に華やかで狂乱的な酒場でのシーンが印象的でした。
前半は、一人の青年が閉鎖的な環境から新しい一歩を踏み出し、ここから希望に満ちた未来が始まるのではないかと思わせるような展開で、自分がホラー映画を観ているのを忘れてしまうほどでした。ところが後半は怒涛のように絶望の連鎖が続き、これはホラーなんだと嫌でも思い知らされました。
こういったパニック系の映画では、登場人物が複数いるとどうしても扱いが軽くなってしまうキャラクターが出てくるものだと思っていましたが、この作品は約2時間という限られた時間の中で、前半の丁寧な描写によって全員にスポットを当て、それぞれに感情移入することができました。さらに、前半と後半でまったく異なる雰囲気も相まって、1クールのドラマを見終えたような満足感がありました。
ホラーらしいホラー、という映画でもなかったので賛否はあるようですが私は大満足の一本でした。
ホラーといえば、最近「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の続編の情報も出てきました。
これから夏にかけてさらにホラー映画が増えそうなので、今後も楽しみですね。




