-刹那主義的四輪劇場-
第10回紹介作品
「コブラ」
監督 ジョージ・P・コスマトス
出演 シルベスター・スタローン
1986年米 88分
劇中メインカー 1950年型マーキュリー 2ドアクーペ
1980年代のタフガイを代表する一人
シルベスター・スタローン主演の名作です。
スタローン演じる「ロスのはみ出し刑事」コブラが
狂信的な犯罪集団を退治する勧善懲悪ストーリー。
そんなコブラの愛車が1950年型マーキュリーの改造車。
映画のパンフレットに記載されたデータによると
「エンジンはカスタムされた350キュービックインチの
シボレーモーターにスーパーチャージャーを搭載、
さらに亜酸化窒素システム(NOS)を採用し
馬力を30%アップ、急速発進が可能。
最高速度224km/h
スタートから時速96キロまでの加速時間は
僅か4秒」
とあります。
まあ、
とにかく、
エンジンのチューニングは
凄いらしいです。
確かに、
敵を追いかけたり、
道なき道をガツガツと爆走する様は
大変ワイルドで、映画映えします。
が、
いかんせんボディは防弾や強化された鉄板とかではないようで、
ぶつかるたびに
ベコベコになり、
ガラスは割れ、
バンパーがぶっ飛んだり、
最後は原型をとどめない状態となりまして
たいそうな逝き様を見せてくれました。
これぞ、
「スタローン魂」
ってやつですか?
阿部