皆さんこんにちは、整備チームの阿部です。
突然ですが今日は映画「バタリアン1」の登場人物、
フランクさんを偲びたいと思います。
フランクさんとはこの映画のストーリーにおいて
直接的なバタリアン発生の原因を作った方です。
ご自分が勤務する製薬会社に、かつて陸軍の手違いで送られ極秘に保存されていた
半死半生のバタリアンが入ったドラム缶を、新入社員をビビらせようとして
面白半分に叩いたところ、ドラム缶にひびが入って
ゾンビガス「トライオキシン」が吹き出してしまいます。
結果、あれよあれよとバタリアンが増殖し
阿鼻叫喚の地獄絵図が素敵に繰り広げられます。
それもこれもフランクさんのおかげというわけですね。
そのフランクさんも、身体にたっぷりとゾンビガスを浴びてしまいました。
通常、死体を蘇えらせるゾンビガスですが、生身の人間であるフランクさんは
体調不良~バタリアン化します。しかし意識は明確にあり、
事の重大さへの責任や、やりきれない思いからか
自ら命を絶つ選択をします。
フランクさんは燃え盛る焼却炉へ自ら入ってゲートを閉じるのですが、
その前に結婚指輪を外し、指輪へキスをするのです。
肉体はバタリアン化しても心は人間、妻を愛する一人の男だったのですね。
この映画の見どころの一つです。
今夜はフランクを偲んで一杯やりたいと思います。
阿部