皆さんこんにちは、整備チームの阿部です。
突然ですが、今日はファミコンソフトの「カラテカ」
についてお話したいと思います。
以前、このブログでお話した任天堂ファミリーコンピュータの
ソフトです。スパルタンXのエネルギッシュなアクションが
とても楽しかったので、同じく格闘ゲームの「カラテカ」を
勢いで購入したのです。
横スクロールのゲーム「カラテカ」
主人公をとりまくあまりに過酷な状況に同情すら覚えたものです。
主人公は空手を使ういわゆる空手家です。だから「カラテカ」
名前は忘れました。たしか個人名があったはずですが、
まあカラテカでいいです。
悪の軍団にさらわれた恋人マリコ姫を救うべく単身、
悪の組織に立ち向かうのですが、
途中、試練の連続です。
敵はカラー道着にヘルメットをかぶったような者、襲い来る鷹、
不用意に通り抜けると頭上から針が無数に落ちてくる柵、
などがあります。
カラテカは走ってスピーディーに移動する事ができるのですが、
敵と対峙する際はコントロールの十字キーの「下」を押して
空手の構えにはいらないと、「一発食らえば死ぬ」という
無慈悲なルールです。
なによりカラテカは「1人」しかいないのです。
スーパーマリオブラザーズのように主人公が無尽蔵に増えたりせず、
あくまで「1人」なのです。
マリオのように敵に食われた、谷に落ちた、でもまだ5人いるから
いーや、ではなくカラテカは「1人」しかいないのです。
でも現実世界でも「自分は1人」じゃないですか。
リアリティありますよ。だからこそ大事にプレイするわけです。
私はこのゲームを結局クリアできませんでした。
最後のボスのステージまで行ったのです。しかしボスに倒されました。
ボスを倒せばマリコ姫を救えてゲームを終了できたのです。
ただ、「カラテカ」は1人じゃないですか。
コンテニューもできず、数々の修羅場を乗り越えて
最終ステージまで来たというのに、また最初からやり直し、
という現実に心が折れ、その後、二度と「カラテカ」を
プレイすることはありませんでした。
つまり、私は主人公カラテカの望みを果たすことができなかったのです。
そしてマリコ姫は未だに幽閉されたまま。30年くらい経ちましたかね。
もういい加減おばあちゃんになってます。
悪の軍団も高齢化で解散しちゃってるかもしれません。
今夜はカラテカを偲んで一杯やりたいと思います。
阿部