皆さんこんにちは、整備チームの阿部です。
突然ですが、今日は先日観てきた映画のお話を
したいと思います。
ビル・エヴァンス タイム・リメンバード
という映画です。
ジャズピアニスト「ビル・エヴァンス」の51歳の生涯を、
当時のバンドメンバーや親族の
証言をもとに構成されたドキュメントでした。
ビル・エヴァンスとはアメリカのジャズピアニストで、
全盛期の1950年代後半~1960年代前半は
ポマードで黒光りした七三ヘアーに
黒縁メガネがトレードマークで、
ピアノにつっぷして弾くスタイルは
唯一無二の存在感でした。
ジャズピアノにも
ブルーススタイルを用いた激しいものや
和音で重厚感を醸し出すものなど
様々な表現方法がありますが、
ビル・エヴァンスのピアノは一音一音が
ガラス細工のような繊細さを感じさせる
美しいものです。
51歳で生涯を閉じ、
アーティストらしい波乱万丈の人生を
送ったようですが、
映画の内容がすべて事実だとすれば、
人間関係、特に女性関係において
残酷な一面も持った人でした。
偉人と呼ばれ、後世に語られる人は
良くも悪くも
普通の人とは違った人間性なのですね。
阿部