-刹那主義的四輪劇場-
第22回紹介作品
「デモンズ2」
監督 ランベルト・ヴァーヴァ
出演 デヴィッド・ナイト
86年伊
劇中メインカー 駐車場の普通の車多数
以前このブログでとりあげた「デモンズ」というホラー映画がありましたが、本作はその2作目です。といってもストーリー的に1作目と直接的な繋がりはありません。しかし、シチュエーションは変わっても出現する「デモンズ」という怪物に人類が脅かされる点は共通です。ゾンビ&短距離アスリート&プロレスラー、これらを足して3で割らないアクティブな存在、それが「デモンズ」です。やられた人間もデモンズとなって蘇り、生者を襲うという期待を裏切らない必勝パターンです。
前作は映画館での惨劇でしたが、2作目の舞台は近代的な高層マンションの中。それも最新のセキュリティで守られ、安全なはずの建物の中。しかしこれがアダとなりました。
セキュリティが凄すぎて中に閉ざされた人々が外に脱出できないのです。通信手段も遮断され、そうこうしている間にマンション内はデモンズだらけに。生き残った人々は地下の駐車場へ逃げ込みます。当然、そこにもデモンズが襲来。しかしここは駐車場。何人かが車に乗り込み、場内を爆走。そしてデモンズを跳ねのけ、跳ね飛ばし、車と壁でデモンズをサンドイッチ、など怪物をやっつけようと奮闘します。そして閉ざされた鋼鉄のゲートに突入!
果たして、人々は無事に脱出できるのでしょうか?
ちなみにこのシーンはまだ映画の中盤です。
阿部