皆さんこんにちは、整備チームの阿部です。
本日はプリウス(ZVW30)の車検整備を行いました。
各部点検の際、フロントブレーキパットの残量が限界に近づいていたため交換となりました。ブレーキに関する部品は本当に重要です。
車は、「走らない」より「止まらない」ほうが大変ですからね。
右が既存のパットで左が新品です。
ブレーキパットは自らの身体をすり減らしてクルマを止めてくれる役割を担っているのですが、その身体の残りがほとんどなくなっていたということです。
ブレーキパットの摩擦材が少なくなると、それを知らせるセンサーがあり、
仕様によって警告する仕組みは異なりますが、
その警告を超えて完全に摩擦材がなくなると、あとは台座である
金属のプレートがディスクローターとゴリゴリ接触するため、
異音はもちろん、ディスクローターにも大ダメージを与えます。
今回は摩擦材がギリギリ残っていたため、ディスクローターは無事で
錆による段差もなかったので、交換部品はブレーキパットのみで済みました。
これで、安心してまた走れます。
定期点検は大事ですね。
阿部