こんにちは、加藤です。
ここ最近はバッドボーイズやクワイエットプレイスなど気になる映画が多く、よく映画館に足を運んでいます。
その中でも直近で観た「フェラーリ」のお話をしていきたいと思います。
F1の帝王と呼ばれた、フェラーリ社の創業者エンツォ・フェラーリを描いたドラマで、私生活と会社経営で窮地に立たされた59歳のエンツォが全てをなげうってイタリア全土1000マイル縦断の公道レース「ミッレミリア」に挑む、というものです。
製作・監督は「ヒート」「インサイダー」のマイケル・マン。エンツォ・フェラーリを演じるのはスターウォーズシリーズ、カイロ・レン役で名を成したアダム・ドライバー。更に妻アウラ役はペネロペ・クルスが演じました。
フェラーリの歴史やレースでの事、当時の人間関係など知っていればまた違った楽しみ方もあったかもしれませんが私は全く無知の状態で鑑賞しました。
無知ゆえの意味深なカットによるハラハラ感、レースのリアルな迫力、特にペネロペ・クルスの演技には圧倒されっぱなしで、ヒステリーになったかと思えば冷静に物事を見極め事を進めていく様子には恐怖さえ覚えました。
また、当時のF1カーの心許ないこと。この映画で初めてこの時代のレースを見ましたがタイヤは細くヘルメットも申し訳程度、シートベルトもないようなそんな状態で猛スピードで駆け抜けていくシーンではずっと手に汗握っていました。
当時のF1、エンツォ・フェラーリやそれを取り巻く人間関係など見ごたえ抜群の映画でした。
7月5日に公開したばかりの映画なので興味が湧いた方は是非劇場でその迫力を味わっていただきたいと思います。