こんにちは、加藤です。
今回は「ラストナイト・イン・ソーホー」というホラー映画の紹介をしていきます。
というのもこちらは私の推し映画で、先日サブスクで配信されているのを発見してやっと時間を作って観ることができました。
2021年公開、エドガー・ライト監督の映画で、サイコロジカルホラーというジャンルだそうです。
舞台はロンドンのソーホー地区。田舎から出てきたファッションデザイナーを夢見るエロイーズ・ターナー(トーマシン・マッケンジー)はそこで老婦人が営む下宿屋の一室を借り新生活を始めます。
毎夜、60年代のロンドンでクラブ歌手志望のサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)と一体化するような夢を見てその華やかさに夢中になりますが、次第に不穏になっていきエロイーズは夢と現実の間で混乱していく、というものです。
映画を彩るのは60年代のファッションと音楽で、特に音楽がとても印象的でした。
聴いたことのあるもの、主人公の心情が伝わるもの、どこか寂しいもの、どれを聴いても心に刺さるものばかりでした。
劇中で使われた音楽はサントラで聴くことができ、アニャが歌っている「恋のダウンタウン」は公式youtubeでフルを聴くことができます。
音楽の他にもネオンなどの光の演出やCG合成と見間違うような撮影方法など、魅力を挙げるとキリがありません。
こんなに目と耳が心地いいホラー映画は初めてで当時劇場で観た時は衝撃的でした。
ホラーが得意な方は是非観てみてください。
更に、ホラー界の新鋭アリ・アスター監督の最新作公開が2月に控えているということでこちらも要チェックですね。