こんにちは!整備スタッフの佐藤です。
2024年も半年が過ぎましたね~。
自宅の庭に樹齢41年の桜の木があるのですが、その木から今年初の蝉の鳴き声が聞こえてきました。気温も急激に上がってきて、私自身も夏バテ気味です。
さて、そんな暑い夏のドライブを快適にお過ごしいただくために必要なのは、もちろん<カーエアコン>ですね。
夏の炎天下にエアコンの調子が悪ければ死活問題…!
運転手はもちろんですが、同乗者も体調を崩す可能性が高く熱中症や脱水症状になってしまえばまさにデス★ドライブの始まりです。
またドライブの快適さの基準として大切なのが「温度」「風量」「匂い」の3つ。
≪温度≫ カーエアコンには<冷媒>といってエアコンにガスが充填されています。
そのガスがエバポレーターという装置を冷やし、冷やされたエバポレーターを空気が通り、車内に送られます。
エアコンのガスが減っているとエバポレーターは空気を冷やすことが出来ず、ぬるい風だけが車内に出てしまいます。そのほかに、エアコンガスは十分に入っているのに冷えない場合、エアコンのコンプレッサーの故障が考えられます。エアコンコンプレッサーが動かないと空気を圧縮できず冷やすことができません。またエアコンコンプレッサーにはオイルが入っているのですが、このオイルが減っていると異音の原因になります。
《風量》 ブロアーという部品がエバポレーターから届いた空気を圧縮して、車内に送り出します。こちらのブロアーが故障していると、風量が少なかったり異音がなったりします。
≪匂い≫ エアコンにはエアコンフィルターというフィルターがついています。そのフィルターに埃や虫や葉っぱなどが溜まり汚れた空気が車内に入ると臭いの原因となります。さらに、冷やされたエバポレーターの結露によってエアコンフィルターにカビや雑菌が繁殖し、こちらも臭いの原因となります。
臭いに関して、エアコンフィルター交換だけでなくエバポレーター洗浄も行っています。エアコンフィルターを交換するより金額は割高になりますが「臭いが気にならなくなった」と非常に好評です。エアコンの臭いが気になる方は、ぜひそちらもお試しください。
エアコンの温度はエアコンガス補充だけでなく、エアコンクリーニングでも改善されるかもしれません。ただ減っているガスだけ補充するのとは違い、エアコンガスとエアコンオイルの回収・洗浄をして、ガスが抜ける穴が無いかの真空テスト、規定量のエアコンガスとコンプレッサーの作動に大切なオイルの充填いたします。風がぬるいと感じる方にオススメです。快適にカーエアコンをご使用していただくために「温度」「風量」「匂い」のどれかでも気になる場合は、お気軽にご来店・ご相談ください。